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金井氏「ミキシングからプレスまで監修」の秘話

■藤本健のDigital Audio Laboratory - 「かないまるルーム」で生まれる究極のSACDとは?
~ その3: 金井氏「ミキシングからプレスまで監修」の秘話 ~


■ 「意見の相違は1カ所もない」

藤本:最後に音楽的な面で阿部さんとの協同作業が、どのように進んだか教えてください。

金井:私はミックスの素人。それがオーディオ的な側面からたくさんの要望を出すわけですから最初はもう大変でした。とりわけ空間に音をどのように配置するかは言葉に尽くせないほどたくさんの議論をしました。私の提案でいいところが出てもミックスの常識に反していてバランスが崩れることもしょっちゅうありました。それを2人で相談しながら、こつこつとよいものにしていったんです。

 どの曲も最初はなかなかいい音がでませんでした。何度も音の出し方を変えてもらいました。「ボーカルを0.1dB上げたらどうだろう。ギターの音像をもう少し開いてみてください……」そんな感じで何度も何度も作り直したんです。阿部さんも私の希望をミックスのプロの仕事に翻訳していろいろと試してくれました。するとある時とてもいい音が出るんです。「いいねえ」といいながら振り返ると、後ろでミックスしている阿部さんもニコニコしているんです。「いいっすねえ!」。バランスがとれていい音が出たときは、2人が同時にいいと思うんです。阿部さんも私も想定していないようないい音が突然出るんです。何百回もそういうことがありました。どの曲にもそういうドラマがありました。


意見の相違がないなんて、特殊プロジェクトとはいえ、こんなレベルまで突き詰めた仕事ができるなんて幸せだなぁ。
羨ましい。

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投稿者:barukichi - 投稿日時:2007-11-27 - 12:12:25
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SACDマルチのミキシング作業の実際

■藤本健のDigital Audio Laboratory - 「かないまるルーム」で生まれる究極のSACDとは?
~ その2: SACDマルチのミキシング作業の実際 ~


「阿部: 1st、2ndはRecもMixもスタジオでみんなで創り上げたので大きな問題点はありません。もちろん課題や反省は常にあります。問題は3rdにありました。先ほど言いましたが全般的にPCでのレコーディングが中心になりどこでもミックスができるようになりました。また制作費の削減などもありどんどんスタジオから自宅などでの作業が多くなりました。何が失われたかというとモニター環境が悪くなったのです。

 金井さんの言葉ではありますが『聴こえているもの以上の物は作れない』といった当たり前のことを忘れていたのです。ケーブル1本1本の選択から配置、またヘッドアンプに何を使うかまで、この楽曲だったらこうしようと組み立てやってきたにも関わらず最後のミックスに問題があったわけです。また最近のCDの傾向は、コンプやリミッターなどを用いてとにかくレベルを突っ込むというもの。そんなことをしたら、音が悪くなるのは当たり前だけど、レベルを突っ込むと聴いた瞬間にインパクトがあり、いい感じに思えるんです。ただ、こうしたミックスによって奥行き感や空気感というものがなくなってしまいます。3rdに関しては自ら自分の感性でやってみようとやりましたがやはり犠牲は同じことでした」


「聴こえているもの以上の物は作れない」、他にも応用の利く、いい言葉だなぁ。

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■ばるろぐ - Le Couple藤田さん「CDで削ぎ落ちていたもの」

[ 続 き を 読 む ]
投稿者:barukichi - 投稿日時:2007-10-23 - 12:44:50
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Le Couple藤田さん「CDで削ぎ落ちていたもの」

■藤本健のDigital Audio Laboratory - 「かないまるルーム」で生まれる究極のSACDとは?
~ その1: Le Couple藤田さん「CDで削ぎ落ちていたもの」 ~


聴いてみたい気まんまんなんだけど、自分のPCの音源はオンボード&分解能も16ビット止まり。
意味ねええええw

普通のPCでSACDが再生できるのかどうかも知らなかったりして、先は長いw
(CD自体はSACD規格と一般CD規格とのハイブリッドで発売されるらしい)

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■ポニーキャニオン - camomile BEST AUDIO:藤田恵美

■ばるろぐ - SACDマルチのミキシング作業の実際

[ 続 き を 読 む ]
投稿者:barukichi - 投稿日時:2007-10-15 - 23:09:08
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DTM Magazine 11月号売り切れ?



毎月買ってるDTMマガジン(DTMM)。
表紙に「○○大特集」とか書いておきながら、読んでみると1~2ページの感想文しか無かったりで内容はそんなに濃くなくて、まぁそのせいか毎月入荷数も少なく&売れ残ってるんだけど、オマケの特集DVDが好きなのと惰性で毎月買ってる。

でも今月号(11月号)はニコニコ動画で人気の「初音ミク」体験版が添付されることもあって、「こりゃ発売日(6日)に買っとかないと書店から消えるかも」って警戒してたんだよね。。。

それが完全に忘れてて、今日近所の書店に寄ったら案の定売り切れ。

で、「しゃーない、Amazonで買うか」ってことで今Amazon見てビックリ。
売り切れに加えてプレミア価格wwwww

ぼったくりにもホドがあるwww

DTMM編集部も、これがチャンスとばかりに初音ミク講座とか連載し始めるんだろうか。
おもちゃではあるけど、PC-6001mkII/6601の頃から音声合成知ってる自分としては、実のところ あんま凄いと思ってないんだけどw
凄くないというか、「あれから25年ほども経って、まだこのレベルかよ」っていう、悪い意味での驚きの方が強かった。

# 自分も買ってるソフトウェア音源のSampleTank 2のSTRETCH(ストレッチ)技術を使ったコーラス音色は、
# かなりいい音を出す。でもST2はプレイバックサンプラーであって音声合成ソフトじゃないから、
# 自由に発音させることはできない。
# → ST2のSTRETCHサウンドサンプル
# "STRETCH" と "Conventional resampling(従来のリサンプリング手法)"を比較すると、従来手法との違いが分かる。

でもDTMって「楽しい」のが一番。

買った人たちが初音ミクに喋らせて「おおー」とか楽しんでる姿って、いい^^
初音ミク(というかVOCALOID)があることによって、アマチュア制作者の作品表現に広がりが出せるのも間違いないところだしね。

今は昔と違ってソフトウェア音源もめちゃくちゃ充実してるし、この機にまたDTMブームが起こってくれると嬉しい。
あと、コンシューマレベルの音声合成技術って殆ど進化してない感があるんだけど、これで数歩でも進歩してくれるといいね。
今後どれくらい広がるか/縮小するかは分からないけど、せっかくマーケットができたんだからね。

当たり前だけど、やっぱマーケットやその潜在的な可能性があって、研究・実装する人がいて、それで初めて技術って育つものだなー、と。

というか、それよりもどこでDTMM買えばよいものか。。。

(追記)
なんかDTMMほぼ完売(秋葉原)&増刷予定なしってことらしい><
毎号見てた連載もこれで途切れちゃうし、いっそのこと購読やめるかなー。

■アキバBlog - DTMマガジン「初音ミク」 ほぼ完売 増刷予定なし

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■J-CASTニュース - 「初音ミク」特集雑誌3日で完売 ヤフオク、アマゾンで3倍の価格も
投稿者:barukichi - 投稿日時:2007-10-10 - 21:47:14
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漢字の読みがな・読み方検索 【Yomigana】

■漢字の読みがな・読み方検索 【Yomigana】

このブログトップページ左のリンク集「辞書・辞典」に追加。

漢字の読みを調べられる。
その漢字の関連検索結果も表示される。

ただし、検索結果には訓読みしか表示されなかったり、商売優先的な中途半端感は残る。
今後の機能アップに期待。

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■ばるろぐ - 漢和辞典

English-Japanese dictionaryとChinese Character Dictionaryもリンク集に加えておきます。

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投稿者:barukichi - 投稿日時:2007-07-25 - 12:54:43
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デジタルミキサー ヤマハ n12

■藤本健のDigital Audio Laboratory - アナログ感覚を活かしたデジタルミキサー
~ 「ヤマハ n12」。Cubaseとの強力な連携が魅力 ~


自分はこういったミキサーを必要とするような楽曲作成まではしてないんだけど、非常ーーーに購入意欲をそそられる製品ですなぁ。。。w

あんまハードウェアミキサーとか(ボーカルとかギターとか宅録もしないから)気にしてなかったんだけど、この製品はDAWの出力を割り当ててn12側でミキシングできる。
要するに、DTM(デスクトップミュージック)でPC内で完結する音楽のチャンネルミキシングを外出しでいじれるんだな。

もちろんDAW(というかCubase)に付いてるミキサーも高機能なものだけど、画面上でマウス使ってちまちま操作するのとフェーダーでササっと操作するのが操作感的に雲泥の差なのはすぐに分かる。

もう一度「自分の腕だと全然必要ないんだけど」と自身に言い聞かせてみるが、欲しいなぁ。。。w

希望小売価格168,000円。

買わない、買わない、絶対買わないぞ!
てか買えないし、ともう一度言い聞かせるw

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■ヤマハ - n12/n8
■ヤマハ - n12/n8 - 機能紹介
■ヤマハ - n12/n8 - ムービー
■ヤマハ - n12/n8 - 開発者ブログ
■[PDF] ヤマハ - n8/n12 取扱説明書

■Rock oNで音楽制作 Tool & 楽器 はお任せ! - コロンブスの卵?! YAMAHA n12/n8 with Cubase

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■ヤマハ - n12/n8 - 機能紹介 - Sweet Spot Morphing Compressor

Sweet Spot Morphing Compressorは、そのスイートスポットが変えられないのか危惧してたんだけど、PC側から色んな設定をダウンロードできるみたい。
更に、今後ヤマハのサイトにもSweet Spot Data Libraryという形でデータが公開されていくとのこと。

あとこの機能で気になるのはMORPHコントローラの分解能なんだけど、スペックシートを見ても記載無し。
5つのスポットを通して分解能128とかだと しょぼいかもなぁ。大きな問題じゃないけどね^^

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■楽天市場 - 検索 - n8/n12 (安値順)

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漢和辞典

調べ物について言えば、よほど専門的なことでもない限り何でもすぐに調べがつきそうなインターネット。
でも、あってよさそうなものが意外に全然見つからなくて困ることも結構あるんだよね。

その一つが漢和辞典。
漢字の意味を知りたい時とか、まず漢和辞典を探し回るだけで時間が過ぎていく^^;

さっきもちょっとした必要があって探してたんだけど、ないない、なさ過ぎるw
で、その用事の後もしばらく調べてみて、満足はしてないけどブックマークに値するものが幾つか見つかった。

■ Chinese Character Dictionary

「日」のリンクからは(恐らく)ローマ字の読みを指定して検索、
「字」のリンクからはUnicode漢字を指定して検索できる。
漢字の意味は英単語で表示。

■ English-Japanese dictionary

同じくローマ字やUnicode漢字から、その漢字の意味を英単語で教えてくれる。

■ Infoseek マルチ辞書 - 漢字

これは日本のサイト。
意味までは調べられないけど、画数や読みを知りたいときは便利。

■ 漢字

これも日本のサイトで、番外編というか何というか。
全ての漢字が含まれてるわけではないけど、英単語から漢字を引くようになってて、しかも漢字のニュアンスを表した絵が描かれてる。これが素晴らしいのでブックマーク^^

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翻訳のためのインターネットリソース - 漢字辞書・漢和辞典

ここから辿って調べましたw

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大修館書店 - 新漢語林

投稿者:barukichi - 投稿日時:2007-01-14 - 04:18:59
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