■Impress INTERNET Watch - 次世代PHSは“XGP”に、XGPフォーラム設立
『これまで、XGPは“neXt Generation PHS”(次世代PHS)の略称として用いられてきた。しかし、今春にも試験サービスが開始され、「次世代ではなく実用段階に入った」という観点から、 “eXtended Global Platform”という名称が今後利用されることになった』
へぇー、これは次からPHSって名称がXGPに変わるということだろうか?
それは良いニュースかも。
DDIポケットからWILLCOMに変わった時に随分PHSのイメージが改善されたように思ったけど、まだPHSって略称自体が安っぽいと思ってたんだよね。
記事を読んでて、もう一つ注目点が。
『また、従来のPHSとは異なる点として、マクロセルの設計も可能となっており、都心部ではマイクロセル、郊外ではマクロセルといった基地局展開が可能という。このほか、ALL IP化も取り入れられる』
マイクロセルに加えてマクロセルが使えるようになる点。
マイクロセルのメリットというのは納得いってたけど、たとえば田舎道や山岳部といった人気のない場所や、もっと言えば中国のような日本よりずっと広大なエリアにマイクロセルの基地局を張り巡らせるわけにはいかないだろうし、そこが弱点だと思ってたからね。
まぁマクロセルに対応するということは端末の電波出力もモードに応じて上昇するケースがある、ということになりそうだろうから、バッテリーの持ちや、電源ONのまま持ち込み可能な範囲(病院は無条件ではないけどPHS使用可能)とかには影響ありそうだけど。
でもそういうのは端末側の設定でマイクロセルのみのモードを用意すれば良さそうだし、もっと言えば病院のような特殊な場所では基地局からの外部信号でマイクロセルモードを強制できれば楽かな、と。
XGPですか。
PHSは最近パッとするニュースが少なくてあまりチェックしてなかったけど、今回はちょっと楽しみな感じ。