ばっくどろっぷ非常勤日記 - エスカレートする雑誌の「楽しいオマケ」は、いったいどこまで行くのだろうか?!
月刊ラピタ11月号付録の万年筆「檸檬(レモン)」っていいね、買っちゃおうかな^^
『月刊誌やムック等、「書籍の付録」が大きく変化したことに、実はITが多少関係している。やはり、定かには覚えていなのだが、某国際事務機器公司が、当初はシアトルの某社と共同開発をしていたが、何かのきっかけで決裂し、前社が単独で次世代のクライアントシステムのフロントエンドを世に問うた「OS/2」がその大きな出版変革を引き起こした張本人だ。1990年前後だったと思うが、フロッピーでは配布不可能な大容量のOS/2のトライアル版CD-ROMを某雑誌社が、目玉の付録としてつけようとして、当時あった、多くの小うるさいハードルをクリアしたことが、「書籍のオマケ革命」の発端だ』
へぇーそうなんだw
雑誌の付録っていえば、学研の「科学と学習」なんかをすぐに思い出すけど、自分にとって思い出深いのは、昔のコンピュータ雑誌(Pio等)に付いていた「ソノシート」。
ソノシートに何が入ってるかというと、これが雑誌に掲載されているプログラムなんだな。
自分は子供の頃、1980年前後から MZ-80K2, JR-100, JR-200, PC-8001, PC-6001, ... てな感じでPC触って来たんだけど、そのころの外部記憶媒体はカセットテープ(転送速度は600~1200baud)。ちなみに両親が自分用に買ってくれた
PC-6001は、CPUが4MHz、メモリは標準で16KB、拡張用の16KBメモリが14000円w
で、コンピュータを使う目的はもちろんゲーム。I/Oとかベーマガとか、そういった雑誌に載っているプログラム(BASIC/機械語ダンプ)を毎月手で入力してやっとゲームにありつけるって感じなんだけど、入力ミスでゲームが動かないなんてしょっちゅうw
毎日通ってた近所の電器店で友達と機械語ダンプを10ブロックずつ交代で入力したり、テンキーでの16進数入力速度を競争したり、「チェックサム合ってるのに何で動かないんだぁー」なんて言いながらデバッグしたりしてたなぁw PC-8001用のゲーム「スクランブル」の起動コマンドなんか今だに覚えてる。機械語モニターを起動して
gd55b(メモリのD55B番地から実行を開始って意味。ちなみにジーデーゴーゴービーと読むw)。「ホットリセット(Stopキーを押しながらリセットボタン)」なんてのも懐かしい。有名な芸夢狂人(げーむきょうじん)さんの「スペースマウス」、今でも通用する名作だ。んー、どんどん思い出してくるw
でだ、ソノシートがどうしたって話に戻って(w)、ソノシートには、カセットテープに録音するための「音」が入ってるわけだ。ソノシートをレコードプレイヤーで演奏(?)して、その音をカセットテープに録音する。音は今で言うとモデムやFAXの「ピーーーーーガーガガガ~」ってのを想像してもらえると、ほぼそのイメージ通り。
録音できたらそれをPCに読み込ませれば無事読み込み完了、、、とこれがまたうまくはいかないんだな。レコードのノイズや回転速度のブレ、録音レベルとかうまくクリアしないと読み込んでくれない>< でも手入力の手間から比べると「劇的」に楽になってて嬉しかったものだ。
そういえば、「他人のプログラムを手で入力する」って行為を通して、用語・プログラミング・デバッギング・改造なんてのを覚えていったんだよなぁ。小学生で英語も知らなかったから、学校で配られる「プリント」とBASICで文字列を画面に表示する「print」が同じ単語だってことにさえ気づいてなかった。英語なんか知らない頃にPC始めたから、日本語としてPC用語(英単語)を覚えたような感覚と書けば分かりやすいか。
うーん、遠い目・・・
Σ(・o・;) ハッ! 昼休み終わってるwww
参考: 国産パソコンの歴史