愛と苦悩の日記 - 日本語の「出来る」の語源
ニュース記事を読んでて、ふと「出来る」って言葉が気になった。
自分で文章を書くときも、見た目的に「出来る」「できる」のどっちにするか少し迷うことがあるんだけど、そういういつもの気になり方じゃない。
読んでたのは、毎日新聞の記事。
『竹中平蔵総務相は15日午前、首相官邸で小泉純一郎首相に会い、小泉内閣の退陣と同時に参院議員を辞職し、政界から引退する考えを伝えた。関係者によると、慶応大学に新たに出来るシンクタンクの代表に就任し、民間人として次期政権の改革継続に引き続き協力していくという』
新聞記事のこういう部分で「出来る」って言葉を見たことがあまり無かったから、そこで視線が止まった。
普通は「設立される」とか、同じ「出来る」でも もう少し意味を限定した単語が使われるもんね。
冷静に見てみると、「出来る」って「出て来る」だな。
出て来る?
もしかして漢字を使った「出来る」と平仮名の「できる」は違うのか?
そう思って検索してみるも、あまりにも普通に使われてる言葉だけに、なかなか良いのが見つからない。
かろうじて見つかったのがリンクしてるサイト。
意味としては同じみたいだね。
しかも「できる=どこかから出て来る」という、古来からの日本人の思想というか何というか、この、教養も表現力もない自分には文字で説明し難い微妙なニュアンスw
ちょっと感動^^
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「出て来る」って動詞の組み合わせもよく考えると面白かったりする。
同じ場所で「出て」「来る」ってことは有り得ないから、「出る」のは少し離れた場所で、そこから来るわけだ。
画が浮かぶ。
ここからは単なる妄想だけど、「出来る」は「出て来る」が縮まってるから、一瞬で飛んで来るような画も浮かぶ。
元気玉みたいな画も浮かぶ。
確かに元気玉は何かが出てきて、それで凄い技ができている。
ちょっと違うかもしれないけど、楽しいからOKw
「出て来る」「出来る」だけで色んな画が浮かぶ。
面白い^^
>ちょっと違うかもしれないけど、楽しいからOKw
こういうノリも好きだなぁ