栗原潔のテクノロジー時評Ver2 - やはりデュアルディスプレイは快適
Windows XP 窓職人 - マルチディスプレイ環境で作業の効率化
PCに2つのディスプレイを接続するデュアルディスプレイ。
3~4人ほど使ったことのある人の話を聞いたことがあるんだけど、皆口をそろえて「便利すぎて、もうシングルディスプレイの環境には戻れない」って言う。
特に、株とかのトレードを本業にしている人のサイトを見ると、デュアルどころかPC数台に4つ5つのマルチディスプレイ構成の人も珍しくない。如何に多くの情報を短時間で把握するかが利益に直結するから、こういう人たちは皆表示デバイスと通信回線には当たり前のように金をかけてる。
振り返ってみて、自分の仕事(ソフトウェア開発)の現場ではどうか。
設計書を見るのにも、いちいち膨大な紙の資料からページを探し出してめくっていたり(紙を否定するわけではない)、オンラインで資料やヘルプを参照する場合でも、これまたいちいち「現在作業中の開発ツールを後ろに回して確認。ツールに戻って作業するが、すぐまた分からないことが出てきて資料の確認」、こんな単純操作の繰返しが結構多い。
そんな「アプリケーション切り替えの時間がもったい無い」っていう理由もあるけど、それよりずっと大きいのは「それまでの思考を一瞬中断してしまう」こと。これが少なからず効率を下げてしまう。
業種によっては、PCを使う仕事環境でのマルチディスプレイって必須(言いすぎ?)のような気がする。