TortoiseSVN - 第5章 日常操作ガイド - ロック
『ロックの管理を簡単にするには、新しい Subversion プロパティの svn:needs-lock があります。ファイルにこのプロパティが (値は何でも) セットされていると、ファイルをチェックアウトや更新すると常に手元のコピーは読み取り専用になります。ファイルにロックを取得しない限りこのままです。この動作は、まずロックを取得するまでファイルの編集ができないということを警告しています。バージョン管理下で読み取り専用のファイルは、編集前にロックする必要があることを示すように、TortoiseSVN では特別なオーバーレイアイコンでマークされます。
ロックは所有者と共に作業コピーの場所に記録されます。自宅や職場など複数の作業コピーがある場合、ロックは作業コピーの中のひとつだけに記録されます』
Subversionのロック機能、とても便利な機能ではあるんだけど、例えばチームの複数メンバが1つのファイルを編集する可能性がある場合に「○×ファイルは必ずロックを取得して編集すること」なんてルールを作ったとしても、それがきちんと運用されることなんてない。
なんか強制する方法はないものかと思って検索してみたら、あっさり見つかったw
かなり便利に使えそうなプロパティ。
あくまでも「ロックを取得しない限り、チェックアウト/更新時にファイルが読み取り専用になる」だけだから、運用時に発生しうる競合問題を完全に解決することは無理だろうけど、これは見方を変えれば自由度が保証されてるってことだし、こういう問題を全てコンピュータに任せるのなんて、どだい無理なこと。
(追記)
svn:needs-lockを試してみた。
自分はWindows Explorer統合クライアントとしては定番のTortoiseSVNを使ってんだけど、プロパティつけてUpdate(更新)したら、TortoiseSVNアイコンが灰色に変化した^^
TortoiseSVNは読み取り専用ファイルにもアイコン用意してくれてるんだね。有り難い。
これで、アイコンに注意しさえすれば運用上問題なし的な安心感が得られた^^