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MSのポストWindows「Midori」の構想が明らかに

■ITmedia アンカーデスク - MSのポストWindows「Midori」の構想が明らかに

『ワージントン氏はこう説明している。「Midoriは、Microsoft ResearchのOS『Singularity』から派生したもので、そのツールとライブラリは完全なマネージドコードだ。Midoriは、ネイティブハードウェア(x86、x64、ARM)上で直接動作するとともに、「Windows Hyper-V」ハイパーバイザー上、さらにはWindowsプロセス上でも動作するように設計されている』

なかなか興味をそそる記事です。

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■ばるろぐ - Microsoft の Singularity
投稿者:barukichi - 投稿日時:2008-08-04 - 00:23:23
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マイクロソフト、新OS「Windows 7」は2010年に登場するとコメント

■GIGAZINE - マイクロソフト、新OS「Windows 7」は2010年に登場するとコメント

『先日GIGAZINEでマイクロソフトの会長ビル・ゲイツが新OS「Windows 7」は来年にも登場するかもしれないと述べたことをお伝えしましたが、マイクロソフトはこれを否定しました。どうやら当初の予定通り、再来年の2010年に登場するようです』

だよねw
自分も来年登場するかもってニュース読んだときは、嬉しいと言うよりも、「かなり引いた」もんね。

VISTAはそんな言われてるほど悪いOSじゃないと思ってるけど、実際に問題はあるわけで(主にソフトの互換性問題であって、これはMSだけが責められるものではない)、そして自分はその一部に引っかかってXPから乗り換えられないわけで。
それが解決するか、いろいろ対応が進んで落ち着いてきてからじゃないとね。

まぁ、仮にWindows 7が「これまでとの互換性を抜きにして抜本的な技術革新を施した、新たなWindows NT」とかいうのなら話は別で(NTはNew Technologyの略、…と言われてたんだけど実は違うらしい)、それなら早く見てみたいとは思うけど、そうじゃないだろうからね。
だったら今ある問題に目処をつけてからだよね。

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■あるSEのつぶやき - 次期Windowsが1年以内にリリースされる可能性があるらしい
投稿者:barukichi - 投稿日時:2008-04-10 - 02:14:42
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超高速

■ITmedia エンタープライズ - 超高速インターネット衛星「きずな」の打ち上げは2月23日以降に

これもニュース本文とは全くもって関係ない話なのですが。
「超高速」って言葉。

「超○×」って言葉自体は、語呂が良いこともあって あまり抵抗は無いし自分もよく使ってるんだけど、でも実際のところ どれくらい/何を「超えて」るのかを考えてみるとき、拠り所が無さすぎるんだよねー。
まぁ拠り所は「○×」の部分に依存するわけで、「超」自体に罪はないw

これって多分、「超高速」から速度を推測するなんてことは考慮されてなくて(というかできない)、その逆、1.2Gbpsという通信速度がどれくらいのものか分からない人向けに定性的に感覚付けるためのものなんだろうけど。
でも記事には1.2Gbpsなんて記述もなく、一般紙ならともかく技術寄りのITmediaの記事としては物足りない。

科学技術衛星なんだし、例えば「1Gbpsクラスの高速インターネット衛星」みたいに書いてくれてても良さそうなものだけど、簡潔さを優先したのでしょうか。それもアリだと思うけど。

ま、こういう表記自体は取り立てて変というわけでもなく。

例えばテレビ放送でよく見るVHFやUHFって用語。
これは電波の周波数域を表してるんだけど、これが何の略かというと、
  VHF = Very High Frequency (めちゃ高い周波数)
  UHF = Ultra High Frequency (超高い周波数)。
こんなんだからねw

■Wikipedia - 電波の周波数による分類

もちろんVHFには「超短波」、UHFには「極超短波」って訳語が当てられてるけど、訳語を作った人も いい迷惑だったろうねw

だからWikipediaで調べてみても、UHFの上、SHF(Super High Frequency)とEHF(Extremely High Frequency)までは粘ってるけど、その上はもう諦めたようで、慣用名称が割り当てられてない。日本語の慣用名称に至っては、直訳はUHFまでで打ち止め。調べててワロタwww

しかもVHFやUHF、これらの言葉ができた当時は高い周波数だったんだろうけど、特にVHFなんかは今どき使われてる周波数からすると寧ろ低い方。ただの慣用名だし別にどうでもいいことではあるけど、度真面目に考えた場合、ずれてる感が否めないのですよ。

件の「超高速」は正式名称でも慣用名称でさえもない、ただの修飾だけど、先日昼休みにこのニュースを見て、ふと こういうことを考えていたのでした。

何はともあれ、打ち上げも成功したようで、おめでとうございます!

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蛇のように尾の長い蛇足。

科学・技術用語じゃないけど、昔VIPの意味を知ったときも拍子抜けしたね。
  VIP = Very Important Person (めちゃ重要人物)。
なんか訳すとイケてない。
VIPはVIPのままの方が耳当たりが良いw

もう一つ。

長いことPCに録り溜めてきたTV番組の数が増えてきてDivXで100GB近くなってきたということで、今週はずっとそれらを編集&MPEG4 AVC形式に圧縮エンコードしてるところ(求める画質にもよるけど、今の設定だと大体3分の1程度になってる)。
今も、昨日の夜に番組30本分くらい編集したのをバッチエンコード中。きっと今日いっぱいPCつけっぱなしでも終わらないなw

で、録画番組を本格的にMPEG4へ落としまくるのは今回が初めてだったから、週の前半はTMPGEnc(圧縮ソフト)のMPEG4設定パラメータを調査したり、「らき☆すた」第8話の一部を使って何度も圧縮して設定や画質を見極めてたんだけど、その番組最後の次回予告で「超ド級(超弩級)」の由来が語られてて。

らき☆すた はキャラによって次回予告に特徴があって、みゆきが次回予告する時は次回の話題と無関係な雑学が語られるんだよね。確かファンの間で「みwiki」って呼ばれるほどの博識キャラ。

■Wikipedia - ドレッドノート (戦艦)

『ドレッドノート(HMS Dreadnought)はイギリス海軍の戦艦。同名の艦としては六隻目で正確な意味での同型艦は存在しない。日本語のド級(弩級)、超ド級(超弩級)、ド級艦(弩級艦)と言う表現、及び一般的なフォークギターのサイズを表すドレッドノート型と言う表現は本艦に由来する』

『ド級(弩級)、超ド級(超弩級)は、本艦の性能が当時の列強が保有していた艦の性能をあまりにも凌駕していたために成立した言葉だが、後にはそこから派生して、大きさや迫力が他を圧倒している意味に使用されるようになった』


これは「へぇ~」だったね。
こっちの「超○×」は、超える対象が具体的だから違和感を持たない。
ド級艦の実物とか全く知らないから何となく納得できる程度だけど、少なくとも足場があって立ち上がることはできるというか。

■『らき☆すた』みWikiの雑学知識まとめ

放送当時、へぇーって思ったはずなのに、「超ド級」も「ダントツ」も すっかり忘れてたw

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■JAXA - きずな特設サイト
■JAXA - きずな特設サイト - 超高速インターネット衛星「きずな(WINDS)」概要

『「きずな」は、大がかりな地上設備を必要としません。一般家庭でも直径45cm程度の小型アンテナを設置すれば、最大155Mbpsの受信、また6Mbpsの送信ができます。また企業等で直径5m級のアンテナを設置すれば、最大1.2Gbpsの超高速データ通信が可能になります。インターネットの地上整備が難しい地域でも都市部と同じようにインターネットが利用できます』

■ばるろぐ - H-ⅡAロケットメモ/13号機(衛星かぐや搭載)発射映像ほか

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■語源由来辞典 - 絆(きずな)
投稿者:barukichi - 投稿日時:2008-02-24 - 05:45:24
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[ITmedia] Windows XP SP3 RCを試してみた

■ITmedia エンタープライズ - Windows XP SP3 RCを試してみた

『もっとも、後のテストでVista SP1のOffice 2003とXP SP3のOffice 2003を同一条件で比較したところ、XP SP3の方がXP SP2よりも高速で、Vista SP1のおよそ2倍高速だったことは特筆すべきだろう』

『実際のところ、XP SP3はやるべきことをやっていると思った。インストール後に、わたしが使っているOpenOffice 2.3、Thunderbird 2.0.11、Firefox 2.0.11などのオープンソースプログラムを使ってみたが、問題なく動いた。さらに、Adobe Photoshop CS3、Intuit Quicken 2005、Google Desktop Searchなどのサードパーティーアプリケーションもいつも通りに動作した。

 例外だったのが、Windows Explorerを使ってネットワークドライブを見ようとすると、時々問題が起きることだった。わたしにはその理由は分からなかった。ドライブがSamba上にあっても、Windows 2003でも、W2Kサーバでも、フリーズした。ドライブがNT/Domainスタイルのネットワークでマッピングされているか、AD(Active Directory)かも関係なかった。今のところは、深刻な問題というよりはテスト版ゆえの奇行と見なしている。

 SP3を使ったのはわずか数時間だが、今のところは感心している。XPに重要な新機能を加えたSP2のような「重大な」サービスパックではないものの、非常に堅実なアップデートのようだ』


早くSP3出ないかなー。
もう何年も使い続けてて安定性が落ちてきたからXPを再インストールしたいんだけど、できればSP3でパッチしたインストーラを使いたいんだよね。

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■笠原一輝のユビキタス情報局 - MicrosoftがVista SP1 RC版をβテスターに公開 ~多くの改良で性能や消費電力を改善
投稿者:barukichi - 投稿日時:2007-12-10 - 00:59:24
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Vistaのエクスプローラを詳細表示にしていて複数ファイルを一気に消すときは要注意

■むぅもぉ.jp - Vistaのエクスプローラを詳細表示にしていて複数ファイルを一気に消すときは要注意

ある条件下、と言っても希なケースではなく、自分とかOSインストールしたらまず最初にするであろう設定の元、Explorerのマウスドラッグで複数ファイルを選択し削除する。
と、何故か選択したファイル群ではなくフォルダが削除されてしまうという。。。

これは間違いなくバグでしょう。

まだVistaを操作する機会は無いけど、思いっきり自分が普段よく実行する操作だから、覚えておかないとですね。

H-ⅡAロケットメモ/13号機(衛星かぐや搭載)発射映像ほか

■通信用語の基礎知識 - H-ⅡAロケット

■通信用語の基礎知識 - LE-7A (H-ⅡAロケットの第一段ロケット)
■通信用語の基礎知識 - LE-5B (H-ⅡAロケットの第二段ロケット)

■通信用語の基礎知識 - SRB-A (Solid Rocket Booster-A; H-ⅡAロケット用の固体ロケットブースターA)
■通信用語の基礎知識 - SSB (Small Solid Booster; 小型の固体補助ロケット)

■通信用語の基礎知識 - LRB (Liquid Rocket Booster; 液体ロケットブースター)

以前、とある笑顔あふれる動画サイトで日本のロケット開発物語を見て、その苦労と努力に痛く感動しましてですね、その後ロケット発射動画を見ながらいろいろ用語を調べ回ってたのです。

これ読んでから発射シーンを見れば、倍以上楽しめますぜ、旦那。


■YouTube - SELENE Launch

というわけで、ロケット素人の自分が簡単なポイントを列挙(というかメモ)。

◆発射20秒前~5秒前
・今回の衛星(かぐや/SELENE)打ち上げに使われたロケットはH-ⅡA 2022。
 → 2段式(LE-7A + LE-5B),LRBなし,SRB-A x 2,SSB x 2
・本体に向かって左右に2つ付いている中型のロケット(ブースター)がSRB-A。
・手前と奥に2つ付いている小型のロケット(ブースター)がSSB。

◆発射5秒前~1秒前
・発射前にメインエンジン(LE-7A)へ点火。
・LE-7Aの推力はロケットの自重より低いため、これだけでは上昇できない。

◆発射
・0秒と同時にブースター(SRB-A)へ点火。これで推力が自重を超え、上昇を始める。

◆発射10秒後
・小型ブースター(SSB)へ点火。推力を追加して更に加速。

◆発射30秒後
・音速を突破し、先頭に傘ができる。
※これはニコニコのコメントを元にしているので、音速突破と同時に傘が出来るものなのかは不明。

◆その他メモ
・アナウンサー噛みすぎ。ニコニコにて「種上げ」なる新語誕生。
・国産SRB-Aを4つではなく海外製の小型SSBを混載している理由は、現在のH-ⅡAではSRB-Aを4つ搭載してしまうと強度に問題があるため。
液体燃料ロケット
  ・構造が複雑で、高度な技術を必要とする
  ・推力や姿勢の制御が容易
  ・固体燃料と比較して推力が小さい
  ・煙は綺麗な白色
固体燃料ロケット
  ・構造をシンプルにでき、設計も相対的に容易
  ・推力が大きい
  →有人ロケットの場合、固体燃料だけだと推力が大きすぎて人体が持たないらしい。
  ・一度点火した後は燃料が燃え尽きるまで殆ど制御できない
  ・煙は黒色

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■ニコニコ動画(RC2) - 【JAXA】月周回衛星-かぐや SELENE- プロモーションムービー

この説明は分かりやすい。
それにしても「かぐや」のミッションと機能、めちゃくちゃ多いね。
このビデオ見て驚いた。

■ニコニコ動画(RC2) - H-IIAロケット13号機の打上げクイックレビュー

こういう映像みるとワクワクする。
打ち上げ時のアナウンスで噛んでたのが修正されてるwww

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■ニコニコ動画(RC2) - H-IIA(H2A)ロケット発射(2001/08/29)
→ H-ⅡAロケット試験機1号機 (H-ⅡA 202; SRB-A x 2)

■ニコニコ動画(RC2) - H2A 3号機 (2002/09/10)
→ H-ⅡAロケット3号機 (H-ⅡA 2024; SRB-A x 2,SSB x 4)

■ニコニコ動画(RC2) - H2A 4号機 (2002/12/14)
→ H-ⅡAロケット4号機 (H-ⅡA 202; SRB-A x 2)
動画時刻の2:00辺りにSRB-A分離映像あり。

■ニコニコ動画(RC2) - H-ⅡAロケットのLE-7Aエンジンを見学してトリップしました
BGMがPerfume♪イントロはめちゃ合ってるんだけど、以降BGM大きすぎw
LE-7系エンジン、東京で見られるんだね、見に行こうかなー。

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■ニコニコ動画(RC2) - スペースシャトル(アトランティス)打ち上げ
■通信用語の基礎知識 - スペースシャトル
スペースシャトルの動画も。
何て言ってるか知りたくて、T-35(1:31)後の "In the next few seconds, thousands of gallons of water will be dumped on the platform." って言葉がかろうじて一文丸ごと聞き取れたからGoogle検索してみたんだけど、ヒットしなかった。。。

■ニコニコ動画(RC2) - スペースシャトル ロケットブースター (スペースシャトル内からブースター方向を撮影)
■ニコニコ動画(RC2) - 宇宙から海までダイブする 上向き版 (スペースシャトルのブースター搭載カメラ)
■ニコニコ動画(RC2) - 宇宙から海までダイブする 下向き版 (スペースシャトルのブースター搭載カメラ)
これ好きだなぁ。ダイブの方はBGMも良い良い。

■ニコニコ動画(RC2) - STS-118
こちらはエンデバー号の帰還・着陸映像。着陸制御はコンピュータで全自動のようですね。当たり前かw
STS-118がエンデバー号、STS-117がアトランティス号、STS-116がディスカバリー号っぽい。
投稿者:barukichi - 投稿日時:2007-10-15 - 23:43:39
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Microsoft の Singularity

Web ChangeLog - OS 開発はネイティブコード?

『Singularity はそのかわりにアプリケーションのインストール時に、MSIL のコードを検証し、ネイティブコードにコンパイルしてデプロイメントする。この方式の主な利点は、

・ネイティブコードへのコンパイルは実行環境で行われるのでシステム環境固有の最適化が可能であるという点で JIT に近い最適化を期待できる。
・コンパイルは一度しか行われずアプリケーション実行時の応答性が非常によい
・コード検証を行うのでセキュアでないコードを排除し、また実行時検証のためのコードのインジェクションも行われる。インストールしたアプリケーションがセキュアであることを保証できる上、全て実行時検証を行うよりよいパフォーマンスを期待できる

最初の2つについては、この方法がうまくいくことを、.NET Framework 2.0 の ngen が実証している。3つ目の項目は重要で、Windows 等ではシステムコールというサービスインタフェースを通してシステム(特にハードウェアリソース)の安全性を保っているが、これには多大なオーバヘッドが生じている。コード検証を経由すれば、多くの実行時検証を排除できるためそもそもハードウェアによるメモリ保護が必要なくなる(安全なコードは実アドレスにはアクセスできない)。従って、アプリケーションプロセスとカーネルの間にMMUハードウェアによるメモリ保護は存在しない。これが単一アドレス空間でシステムが稼動できる理由である。単一アドレス空間でのシステムコールは非常に軽く、これだけで Windows のような OS より遥かによいパフォーマンスを引き出すことができるのはよく知られている通りである』

『An Overview of the Singularity Project を読んでいただければわかるように、Singularity 上で動作するプログラムは Windows, Linux, FreeBSD と比較してもかなり優秀なベンチマークを記録している。Singularity は新しい OS アプローチとして相当に魅力的なアプローチだと考えら、マネージドコードのみを許す OS がネイティブコードによる OS を凌駕できる可能性を十分に示唆していると言える』


なるほど。
自分の中の「ネイティブコードだから速い」という固定観念を良い意味で覆してもらえました^^

実現に向けての障壁は多いみたいだけど、要注目だね :)

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OPC Diary - OS開発はネイティブコード?について考える
(ネタ元)
投稿者:barukichi - 投稿日時:2006-03-19 - 01:30:08
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